イワナ(岩魚)
日本に住む淡水魚中で最も標高の高いところに棲むのがイワナの仲間です。
河川の最上流部の源流域などの急峻な渓谷にも棲みついています。
イワナは悪食と言われるほどで、小魚だけでなく、昆虫類のほかヘビやねずみなどの小動物まで襲うとも言われており、ルアー・フライフィッシングの好ターゲットです。
イワナは、地理的に隔離され同じ川でも「沢ごとに模様が違う」など遺伝的に変異があると言われています。そのため細かく分類された(亜種)ものを含めれば世界に30種以上が分布していると言われます。
当組合におきましては、鬼首に住む在来種イワナの調査を行い、ミトコンドリアDNAにより鑑定し在来種を増殖、放流を行っています。
ヤマメ(山女魚)
上流域から中流域まで生息する魚で魚体の美しい斑点(パーマーク)が特徴です。
河川残留型であるヤマメが銀化(スモルト)した降海型がサクラマスです。
ルアー、フライ、エサ釣り、どの釣法においても釣り人に人気のターゲットで、荒雄川本流においては尺ヤマメも多数キャッチされています。
ニジマス(虹鱒)
北米原産の魚で放流に非常に適しているため、現在では、日本各地の河川で放流が盛んにおこなわれています。
降海型はスチールヘッドと呼ばれ、ジャンプや強烈な引きなど、そのファイトから人気のゲームフィッシュです。
非常に貪欲な肉食性で、水生昆虫、落下昆虫、小魚などを食します。
荒雄川本流のC&R区間においては大型のニジマスも放流しており、その強烈なファイトで多くのアングラーを魅了しています。